不幸じゃない地獄
サマソニに行ってきた。私はENDRECHERIの音楽を楽しむためにここに来たんではなくて、堂本剛に会うためにここに来たんだなって思った。ありがとうございましたと一言残す瞬間に酷く揺れた心がそれを1番分かっている。
夢の最終回を、ずっと、ずーっと考えている。
堂本剛ってなんだったんだろう。いや、堂本剛と私ってなんだったんだろう。
私はもうあの頃みたいに弱ってないんだ。弱いけど、弱ってはない。だからもう堂本剛がいなくても生きていけるよ。さよなら。
って言えたらどんなに楽か!
もう好きなのか嫌いなのかも分からない。そういう事を卓越した域に来ている。
堂本剛は今でも死にたいって思うのかな。私は思うよ。だから、あなたも思っててほしいな。私が常日頃から言ってた「同化癖」が自他境界という言葉で語れる事を知った時の気持ちよ。まだ引きずってて笑うよね。
じゃあ、もうそろそろ寝るね。私も、あなたも、不幸じゃない地獄へおやすみなさい。